当院は、「地域の人々とともに歩みながら、地域に密着した医療を実践いたします。」を病院理念に掲げ、地域のかかりつけ医としての役割を担ってまいりました。創立130年あまりの歴史と伝統ある病院で、吹き抜けのガラス張りの天井から陽光降り注ぐ、清潔感溢れる病院です。近隣は、東海道を挟んで横浜の新旧が混在し、当院の位置する御所山は市内でも古い町並みが残り、高齢化率が高い地域のひとつです。
私たち看護職は、地域の皆様が安心して外来通院や入院治療が受けられますよう、地域病院の看護職としてのあるべき姿を追求し、質の高い看護の実践のために日々精進しています。
高齢の方々が地域に住み続けることは、「病と同居」しながら「ライフスタイルを継続」していくことになります。看護への信頼に応えることは、特に「コミュニケーションスキル」に裏付けされた「情報収集力」の向上、さらに情報をもとに最善を提案できる知識が必要だと考えています。
看護教育は、地域病院の役割として求められる看護師像の育成を目標に、委員会活動や意見交換の場を活かした講習会など、「考える力の育成」を中心に学び合う文化を大切にしています。
地域の皆様と専門職の方々から信頼される病院として、「患者さん第一主義」の最善の支援体制構築を、職員全員で取り組んでまいります。
看護部長 一戸由香
【基本姿勢】